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バイカラーLEDランプ LTLR1DESTBKJH155T データシート - 青/黄 - 3.2V/2.1V - 70mW/75mW - 技術文書

黒色直角ホルダー付きスルーホール型バイカラーLEDランプ(青/黄)の技術データシート。電気的・光学的仕様、ビニング、パッケージング、およびアプリケーションガイドラインを含みます。
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PDF文書カバー - バイカラーLEDランプ LTLR1DESTBKJH155T データシート - 青/黄 - 3.2V/2.1V - 70mW/75mW - 技術文書

1. 製品概要

本資料は、バイカラー・スルーホールLEDランプアセンブリの仕様を詳細に説明します。この製品は、InGaN青色チップとAlInGaP黄色チップを搭載したT-1サイズのLEDランプを、黒色プラスチック製の直角ホルダー(ハウジング)内に収めた構成です。このアセンブリは回路基板用インジケータ(CBI)として設計されており、様々な電子機器に適した高コントラストの視覚信号を提供します。主な機能は、単一パッケージから二つの異なる色による状態表示を、PCB平面に対して垂直に実装することで実現することです。

1.1 中核的な利点

1.2 対象アプリケーション

この部品は、幅広い電子機器における状態表示および視覚的信号伝達を目的としています。主な適用市場は以下の通りです:

2. 詳細な技術パラメータ分析

以下のセクションでは、本デバイスに規定された主要な電気的、光学的、熱的パラメータについて、詳細かつ客観的な解釈を提供します。特に断りのない限り、すべてのデータは周囲温度(TA)25°Cを基準としています。

2.1 絶対最大定格

これらの定格は、デバイスに永久的な損傷が生じる可能性のある応力限界を定義します。通常使用では、これらの限界値付近または限界値での動作は推奨されません。

2.2 電気光学特性

これらは、指定された試験条件下での代表的な性能パラメータであり、デバイスの期待される動作を表します。

3. ビニングシステムの説明

本製品は、主要な光学パラメータに基づいてビン(区分)に仕分けされ、生産ロット内の一貫性を確保します。設計者はこれらの範囲を考慮する必要があります。

3.1 光度ビニング

LEDは、10mAで測定された光度によってグループ分けされます。ビンコードは完全品番の一部です(例:LTLR1DESTBKJH155Tの'HJ')。

3.2 色調(主波長)ビニング

LEDは、色の一貫性を制御するため、主波長によっても仕分けされます。

完全品番は、青色および黄色コンポーネントの正確な光度と色調ビンを指定しており、アプリケーション要件に応じた精密な選択を可能にします。

4. 性能曲線分析

PDFでは代表的な曲線が参照されていますが、その一般的な挙動は表形式データと半導体物理学から推測することができます。

4.1 電流対電圧(I-V)特性

順方向電圧(VF)は電流に対して対数的な関係を示します。青色LED(InGaN)は、異なる半導体バンドギャップエネルギーにより、黄色LED(AlInGaP、~2.1V @10mA)と比較してVFが高くなります(~3.2V @10mA)。VFは負の温度係数を持ち、接合温度が上昇すると減少します。

4.2 光出力対電流(L-I特性)

光度は、指定された動作範囲(最大20-30mAまで)では順方向電流に対してほぼ線形です。ただし、発熱の増加やドループ効果により、高電流では効率(ルーメン毎ワット)が低下する可能性があります。異なる光度ビンは、製造母集団におけるこのL-I特性のばらつきを表しています。

4.3 温度依存性

LEDの光出力は、接合温度が上昇すると減少します。黄色AlInGaP LEDは、青色InGaN LEDよりも一般的に温度感受性が高く(熱による出力低下が大きい)、一貫した輝度と長期信頼性を維持するには適切な熱管理が不可欠です。

5. 機械的およびパッケージング情報

5.1 外形寸法と構造

本デバイスは黒色プラスチック製の直角ホルダーを使用しています。主要な機械的注意点は以下の通りです:

5.2 極性識別

カソードコモンまたはアノードコモン構成のバイカラーLEDとして(具体的な構成は、参照されているが提供された抜粋では完全に詳細化されていない詳細なピン配置図から確認する必要があります)、正しい極性が不可欠です。5Vを超える逆電圧を印加すると、即座に損傷を引き起こす可能性があります。単色LEDでは通常、長いリードがアノードを示しますが、バイカラータイプでは、ハウジングまたはデータシートの図面に記載されたマーキングを参照する必要があります。

6. はんだ付けおよび組立ガイドライン

6.1 保管条件

LEDは湿気に敏感なデバイス(MSD)です。

6.2 リード成形と取り扱い

6.3 はんだ付けプロセス

7. パッケージングおよび発注情報

7.1 パッケージング仕様

本デバイスは、自動組立用のテープ&リールパッケージで供給されます。

8. アプリケーション設計推奨事項

8.1 代表的なアプリケーション回路

各色LEDは、電流制限抵抗を用いて独立して駆動する必要があります。異なる順方向電圧(青色~3.2V、黄色~2.1V)のため、両LEDを並列に接続して共通の抵抗を使用することは推奨されず、深刻な電流不均衡を引き起こします。個別の電流制限抵抗は、電源電圧(Vcc)、所望の電流(IF、通常10-20mA)、およびLEDのVFに基づいて計算する必要があります。計算式:R = (Vcc - VF) / IF。

8.2 設計上の考慮事項

9. 技術比較と差別化

単色スルーホールLEDや表面実装型の代替品と比較して、本製品は以下の特定の利点を提供します:

10. よくある質問(技術パラメータに基づく)

10.1 1つのピンから両方のLEDを同時に駆動できますか?

いいえ、直接はできません。青色と黄色のLEDは異なる順方向電圧を持っています。これらを並列に接続して単一の電流源に接続すると、ほとんどの電流が黄色LED(VFが低い)に流れ、過駆動する可能性があり、青色LEDは暗くなるか点灯しません。これらは別々の回路または独立した電流制御が可能なドライバICで駆動する必要があります。

10.2 ピーク波長と主波長の違いは何ですか?

ピーク波長(λP)は、LEDの分光パワー分布曲線の最高点における波長です。主波長(λd)は、知覚される色を単一波長として表す、CIE色度図から計算された値です。λdは色表示アプリケーションにより関連性が高く、λPは分光分析により関連性が高いです。

10.3 光度保証に±30%の許容差があるのはなぜですか?

これは、半導体エピタキシーおよび製造プロセスに内在するばらつきを反映しています。ビニングシステムは、相対的性能がはるかに狭いグループにLEDを仕分けるために使用されます。許容差はビン限界値自体に適用され、180-310 mcdと表示されたビンには、試験限界において126 mcd(180 -30%)から403 mcd(310 +30%)までのユニットが含まれる可能性があることを意味します。

11. 実用的な使用例

11.1 ネットワークスイッチポート状態インジケータ

イーサネットスイッチでは、ポートごとに1つのバイカラーLEDを使用して、複数の状態を表示できます:消灯(リンクなし)、点灯黄(10/100 Mbpsリンク)、点灯青(1 Gbpsリンク)、点滅黄(低速でのデータアクティビティ)、点滅青(高速でのデータアクティビティ)。これにより、2つの別々のLEDが必要だったものを1つに統合し、フロントパネルスペースを節約します。

11.2 電源装置(PSU)の状態

サーバーや産業用PSUでは、LEDは以下の状態を示すことができます:消灯(AC電源なし)、点灯黄(AC供給中、DC出力オフ/スタンバイ)、点灯青(DC出力オンかつ規定範囲内)。黒色ホルダーの高コントラストは、ラックマウント環境での明確な視認性を保証します。

12. 動作原理

発光ダイオード(LED)は、半導体p-n接合デバイスです。材料のバンドギャップエネルギーを超える順方向電圧が印加されると、電子が空乏層内の正孔と再結合し、光子(光)の形でエネルギーを放出します。光の色は、半導体材料のバンドギャップエネルギーによって決まります。InGaN(インジウムガリウム窒化物)は青色発光に、AlInGaP(アルミニウムインジウムガリウムリン化物)は黄色/琥珀色発光に使用されます。白色拡散レンズには、指向角を広げ光出力を和らげるための蛍光体または散乱粒子が含まれています。2つの半導体チップは、コンパクトさのために共通の電気的接続(カソードコモンまたはアノードコモン)を持つ単一のT-1パッケージ内に収められています。

13. 技術動向

インジケータ用のスルーホールLED市場は成熟しており、高密度PCB設計に向けて0603、0402、サイドビュータイプなどの表面実装デバイス(SMD)パッケージへの漸進的な移行が進んでいます。しかし、スルーホールLED、特に直角タイプは、より高い機械的堅牢性、容易な手作業による組立/保守性、二次光学系なしでの特定の光学実装角度を必要とするアプリケーションにおいて、強い関連性を維持しています。このセグメント内での技術動向は、効率の向上(より高いmcd/mA)、一貫性のためのより厳密な色と光度ビニングの実現、より広い温度・湿度範囲下での信頼性の向上に焦点を当てています。本製品に見られるように、単一パッケージへの複数の色/チップの統合は、PCB上の単位面積あたりの機能性を高めるための主要な方法であり続けています。

LED仕様用語集

LED技術用語の完全な説明

光電性能

用語 単位/表示 簡単な説明 なぜ重要か
発光効率 lm/W (ルーメン毎ワット) 電力ワット当たりの光出力、高いほどエネルギー効率が良い。 エネルギー効率等級と電気コストを直接決定する。
光束 lm (ルーメン) 光源から発せられる全光量、一般に「明るさ」と呼ばれる。 光が十分に明るいかどうかを決定する。
視野角 ° (度)、例:120° 光強度が半分になる角度、ビーム幅を決定する。 照明範囲と均一性に影響する。
色温度 K (ケルビン)、例:2700K/6500K 光の暖かさ/冷たさ、低い値は黄色がかった/暖かい、高い値は白っぽい/冷たい。 照明の雰囲気と適切なシナリオを決定する。
演色性指数 無次元、0–100 物体の色を正確に再現する能力、Ra≥80は良好。 色の真実性に影響し、ショッピングモール、美術館などの高要求場所で使用される。
色差許容差 マクアダム楕円ステップ、例:「5ステップ」 色の一貫性指標、ステップが小さいほど色の一貫性が高い。 同じロットのLED全体で均一な色を保証する。
主波長 nm (ナノメートル)、例:620nm (赤) カラーLEDの色に対応する波長。 赤、黄、緑の単色LEDの色相を決定する。
分光分布 波長 vs 強度曲線 波長全体の強度分布を示す。 演色性と色品質に影響する。

電気パラメータ

用語 記号 簡単な説明 設計上の考慮事項
順電圧 Vf LEDを点灯するための最小電圧、「始動閾値」のようなもの。 ドライバ電圧は≥Vfでなければならず、直列LEDの場合は電圧が加算される。
順電流 If LEDの正常動作のための電流値。 通常は定電流駆動、電流が明るさと寿命を決定する。
最大パルス電流 Ifp 短時間耐えられるピーク電流、調光やフラッシュに使用される。 パルス幅とデューティサイクルは損傷を避けるために厳密に制御する必要がある。
逆電圧 Vr LEDが耐えられる最大逆電圧、それを超えると破壊される可能性がある。 回路は逆接続や電圧スパイクを防ぐ必要がある。
熱抵抗 Rth (°C/W) チップからはんだへの熱伝達抵抗、低いほど良い。 高い熱抵抗はより強力な放熱を必要とする。
ESD耐性 V (HBM)、例:1000V 静電気放電に耐える能力、高いほど脆弱性が低い。 生産時には帯電防止対策が必要、特に敏感なLEDには。

熱管理と信頼性

用語 主要指標 簡単な説明 影響
接合温度 Tj (°C) LEDチップ内部の実際の動作温度。 10°Cの低下ごとに寿命が2倍になる可能性がある;高すぎると光衰、色ずれを引き起こす。
光束減衰 L70 / L80 (時間) 明るさが初期の70%または80%に低下するまでの時間。 LEDの「サービス寿命」を直接定義する。
光束維持率 % (例:70%) 時間経過後に残った明るさの割合。 長期使用における明るさの保持能力を示す。
色ずれ Δu′v′またはマクアダム楕円 使用中の色変化の程度。 照明シーンでの色の一貫性に影響する。
熱劣化 材料劣化 長期的な高温による劣化。 明るさ低下、色変化、または開放回路故障を引き起こす可能性がある。

パッケージングと材料

用語 一般的な種類 簡単な説明 特徴と応用
パッケージタイプ EMC、PPA、セラミック チップを保護し、光学的/熱的インターフェースを提供するハウジング材料。 EMC:耐熱性が良く、低コスト;セラミック:放熱性が良く、寿命が長い。
チップ構造 フロント、フリップチップ チップ電極配置。 フリップチップ:放熱性が良く、効率が高い、高電力用。
蛍光体コーティング YAG、珪酸塩、窒化物 青チップを覆い、一部を黄/赤に変換し、白に混合する。 異なる蛍光体は効率、CCT、CRIに影響する。
レンズ/光学 フラット、マイクロレンズ、TIR 光分布を制御する表面の光学構造。 視野角と配光曲線を決定する。

品質管理とビニング

用語 ビニング内容 簡単な説明 目的
光束ビン コード例:2G、2H 明るさでグループ化され、各グループに最小/最大ルーメン値がある。 同じロット内で均一な明るさを保証する。
電圧ビン コード例:6W、6X 順電圧範囲でグループ化される。 ドライバのマッチングを容易にし、システム効率を向上させる。
色ビン 5ステップマクアダム楕円 色座標でグループ化され、狭い範囲を保証する。 色の一貫性を保証し、器具内の不均一な色を避ける。
CCTビン 2700K、3000Kなど CCTでグループ化され、各々に対応する座標範囲がある。 異なるシーンのCCT要件を満たす。

テストと認証

用語 標準/試験 簡単な説明 意義
LM-80 光束維持試験 一定温度での長期照明、明るさの減衰を記録する。 LED寿命の推定に使用される (TM-21と併用)。
TM-21 寿命推定標準 LM-80データに基づいて実際の条件下での寿命を推定する。 科学的な寿命予測を提供する。
IESNA 照明学会 光学的、電気的、熱的試験方法を網羅する。 業界で認められた試験基盤。
RoHS / REACH 環境認証 有害物質 (鉛、水銀) がないことを保証する。 国際的な市場参入要件。
ENERGY STAR / DLC エネルギー効率認証 照明製品のエネルギー効率と性能認証。 政府調達、補助金プログラムで使用され、競争力を高める。